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Experients の作成

このドキュメントでは、A/B テストを実施する場合の Sitecore Personalize の機能、Experiments について紹介をします。利用することができる Web テンプレートは Experience 同じ手順で作成することが可能です。このページでは、いくつかのテンプレートを1つのページに張り付けて、その結果がどのように出るのかを確認していきます。

Experiments を作成

今回は新しい Experiments を作成して、その動作確認を行います。Sitecore Personalize にログインをしたあと、Experiments にアクセスをしてください。初めてアクセスをする際には、何も表示されていません。右上にある Create のボタンをクリックすると、何を作成するのか選択が可能です。ここでは Web を選択します。

Create Experiments

今回は Test Experiments を作成します。作成する項目は、通常の Experience の作成と似た画面が表示されます。

New Experiments

Variant の追加

Experience の時と同様に Variant の作成をします。今回は Slidebar (Sitecore Library)を選択します。作成をしたスライドバーの画面は以下のような形です。Variant の名前に Sidebar - Right side とします。

Sidebar - Right side

作成をした後保存をして Experiments の設定の画面に戻ると、2つの Variant が設定されていることがわかります。

2nd variants

Original に関しては作成をしていませんが、これは元のページのままでパーソナライズを実行しない表示という形になります。ここではもう一つ作成をして、Corner Popup ( Sitecore Library ) を利用して、右下に表示される Corner Popup - Right bottom も追加します。その後、それぞれの表示を 33% とします( original を 34% と設定)。以下が設定完了の画面です。

3nd variants

ターゲットとゴールの設定

プレビューを実行するにあたって、ターゲットとなるページおよびゴールの設定をしておきます。ターゲットに関しては URL で指定をして、該当するページが表示された時に動くようにします。

ゴールに関しては今回は A/B テストの表示の確認のため設定を省略するために、Don’t track performance を選択します。本来であれば、A/B テストにおいてはゴールを設定しておくことで、そのテストの結果を取得することができるため、この項目は必ず設定していただく必要があります。

Goal and Target

プレビュー

作成をした Experiment を実際に公開する前に確認をします。プレビューで該当するページを表示したあと、しばらくすると左側から QA Tool のアイコンが表示さます。これを開いた画面で、現在どの Variant が表示されているのか?に関しては確認をすることができます。

Preview

QA Toolbox の選択肢を Sidebar - Right side に切り替えて Reload を実行します。ページが再度読み込まれて、Sidebar が表示されます。QA Toolbox でもエラーは表示されてません。

Preview - Sidebar

このように、A/B/n テストを Experiments を利用することで実現ができるようになっています。

実行する

作成をした Experiments を本番環境に反映させる場合は、Start ボタンをクリックします。開始日と終了日を指定することも可能です。

start

サンプルページ

今回作成をした A/B テストに関しては以下のページで実際にサンプルとして動作させています。

参考情報